8歳のとき、アメリカで3週間、ホームステイを体験しました。
英語は日本でレッスンを受けていたので、まわりの人が言っていることはわかるのですが、シャイな子供だった私にはなかなか自分から話しかけることができませんでした。
すぐ黙り込んでしまう静かな子供に、ホストファミリーは本当にやさしく接してくれました。
ヒスパニック系だったご家族のおかげで、スペイン語も少し、覚えてしまったんですよ。
同じくヒスパニック系のご友人の家で頂いた南米料理（おそらくメキシコ）が珍しくて、本当においしかったのを覚えています。
サンディエゴは真冬でもあたたかいせいか、人々も明るく、とてもフレンドリーでした。
一番印象的だったのは、下向き加減でせかせか歩く人が多い日本に比べて、サンディエゴでは皆前を向いて、ゆったり歩いていたことです。
目が合うと必ずにこっとしてくれたのには最初はとまどいましたが、とても素敵なことだと思いました。
子供のときの記憶ですが、一番印象に残っているのが、あたたかい人々でした。
あの人たちにまた会って、今度はたくさんお話したいな、と思ったことがきっかけで、英語をがんばれたのだと思います。
来年からアメリカで仕事をすることになりました。東海岸ですが、機会があればサンディエゴをもう一度訪れてみたいと思っています。
Staff Comment
素敵なご家族のところで滞在されたのですね。
子供のときの印象というのは、授業でなにを覚えたか、というより、何がわかったか、何を言えたか、など、実際のコミュニケーションの記憶が残りますよね。
語学が上達するだけでなく、異なった文化や人々に接して世界が広がることが、留学や海外体験の宝だと思います。
