ハリー・ポッターの英語


 英語といっても、世界には様々な英語があります。

日本では基本的に、アメリカの表現と発音を教えるのが一般的です。

アメリカの方は、カナダの英語はすぐ分かりますし、北米の人からすればイギリス英語は非常に独特です。

イギリス(UK)内ではこれまた、スコットランド、アイルランド、イングランド北部、中部、南部、それぞれユニークな訛りがあります。

さらに細分化していくと、スコットランド内でもエディンバラとグラスゴーはまったく違ったり、同じ地方でも下町英語とお上品な英語などなど・・。

「発音でロンドンのどの地区から来たかわかる」と言われるほどなんです。


そのよい例がハリー・ポッター。

キャラクターの英語をよーく聞いてみると、それぞれちょっと違った英語を話してるんですよ。

ハリー、ハーマイオニー ・・・ロンドンなど、イギリス南部の標準的な英語(ハーマイオニーはちょっと気取った話し方)

ロン ・・・ハリーたちよりちょっとだけ下町訛り

ハグリッド ・・・イギリス南西部の訛り

マクゴナガル先生 ・・・スコットランド訛り(上品め)

ダンブルドア校長先生 ・・・ちょっとアイルランド訛り

マルフォイのお父さんはもちろん、「お上品な英語」です。


アクセント(訛り)も、キャラクターをあらわしてるんですね!

今度ハリー・ポッターを見るときは、耳をすましてみましょう。
違いに気づくかな!?







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